藤沢市 令和六年度・聶耳記念碑碑前祭への出席　　　　　　　　　　　　　　　　　

　7月17日、藤沢市鵠沼海岸において、同市の聶耳記念碑保存会が主催する「令和6年度・聶耳記念碑碑前祭」が開催され、今年初めて弊協会より蘇子楠常務理事が参加しました。

　聶耳は、中華人民共和国国歌「義勇軍行進曲」を作曲した音楽家です。しかし、1935年の日本滞在中に鵠沼海岸で遊泳中の事故に遭い、わずか23歳という若さで惜しまれつつこの世を去りました。その若すぎる死を深く悼み、藤沢市民は1954年に記念碑を建立し、今日までその遺徳を偲びながら大切に守り続けています。

　式典では、渡辺光雄保存会会長、鈴木恒夫藤沢市長、張漪波中国大使館公使参事官などのご来賓がスピーチを行い、その後、聶耳への敬意を込めた献花が行われました。また、藤沢市の姉妹都市であり、聶耳の故郷である中国・雲南省昆明市から招待された青年代表が登壇し、心のこもった挨拶を述べられました。